何気なく本屋さんを歩いていると「かわいい写真の撮り方」という本が目に留まった。
出掛けて何かの行事を撮ってくるのは 無我夢中でシャッターを切っているだけであるが 最近は出かける事が少なくなり静物を撮ってみたいと思っていた。
雑貨の撮り方、雰囲気写真、おうち写真の撮り方などが掲載されているのが気に入ったが 中々思うようにはいかない。
が、その時、一緒に購入した「シルバー川柳」の本を入れて撮ってみた。
本だけを撮るのではなく 光線の工夫をしたり遠近感が出るようにだろうと思うけれど本以外の小物を足したり 構図からはみ出て見切れるように置き、中央でなく左右どちらかにずらして置いた主役になる物に視線がいくようにする。と書かれていた。
これから少しずつ工夫出来るよう頑張ってみよう。
この「シルバー川柳」は有料老人ホーム協会が主催し 2001年から公募されたものから集められたものだそうだ。
著作権があるだろうけれど 私が「そう、そう同じや!いつも皆と話していることやん、その通りや!」と思うけれど こんな風には詠めないと思うものを。(青字が川柳)
LED 使い切るまで 無い寿命
LEDは明るいからね。
紙とペン 探してる間に 句を忘れ
メモ帳は手近に置こうと思いながら・・・
三時間 待って病名 「加齢です」
病院は何故 あんなに待たせるのかなぁ?
改札を 通れずよく見りゃ 診察券
私もやったことあります!
目覚ましの ベルはまだかと 起きて待つ
老いると早く目が覚めるんです。これ遺伝かな?母も早くから起きてました。
延命は 不要と書いて 医者通い
私も 一応書いてあるんです。
年重ね もう喰べられぬ 豆の数
我が家では数年前から 10才で1個と数えることに。
年金の 扶養に入れたい 犬と猫
これ絶対入れてほしい。健康保険負担額1割とは言わない3割でも良い!
カード増え 暗証番号 裏に書き
何処に書いたか忘れるもの、裏に書くのが一番確か。
まだ生きる つもりで並ぶ 宝くじ
幾つになっても中々当たらないけれど。
まだまだ素晴らしいのがあるが この辺で・・・
毎年、観ようと思いながら何故か見られない大河ドラマ。
史跡散策会では その年のドラマに因んで出かける事が多いので 見ていると興味を持って参加出来るだろうと思いながら 去年は見かけたけれど あの時代の事がよく判らず 途中で止めた。
今年は最初から見ている。
ちょっと変かも知れないが ドラマの内容よりもタイトルの字が気になる。
去年は金澤翔子さんだったが 書かれている様子が TVなどで放映されることがあったが ゆっくり書かれているのに あの力強い字には感心しながら見ていた。
今年は赤松陽構造(あかまつ・ひこぞう)さんというデザイナーさんだそうで 映画のメインタイトルをはじめ400あまりものタイトルデザインを担当された方だそうだ。
幕末という大変な時代の中で愛する人を失い 故郷を後にしても、困難を乗り越えてまっすぐに生きる八重。そんな「折れない枝」をイメージしたタイトル文字を竹筆で作成されたそうだ。
竹筆は 我々も使うが このタイトルの実物の大きさは判らないが 大きいものは書き難いのではないだろうか。
折れ易い竹筆は そう何枚も書けない。タイトルだけでなくキャストやスタッフなどの名前も手書きされている。これだけ多く書くのは竹筆は大変だったのではないだろうか。
妙なことを考えるのは可笑しいだろうが。