お盆も済み そろそろ秋の準備をする頃となり 9月の公民館のロビーに展示する作品を書かなければならない。
いつもは クラブのみんなが新しく作品を書くのだが 3月の社中展に出品した写真と書のコラボ作品を出品することになっている。そこでその時出品しなかった私だけ新しく書かなければならない。
9月12日からだから・・・
去年撮った写真の中から何かないか?
「曼珠沙華」棚田に並んで咲く花
ここに
山頭火の句を書くことにした。
「曼珠沙華 咲いてここが 私の寝るところ」
にじみの多い紙に 藍入りの墨で
厚めの画仙紙に茶墨で
仮名作品に
調和体に
何枚か書いてみたが・・・さて写真に合うように もっと力強い濃墨が良いのだろうか?
写真も活かせるようにしたいので ちょっと遠慮がちに楚々としたものがいいだろうか。
まぁ好みで書けば良いのだが 滲みを楽しんでみたいという最初のイメージが写真と合うかな?
いつも作品を書くときは アアでもないコウでもないと試行錯誤する。この時間が一番好きなのだが。
最近 私の近辺には 持ち物の整理をしているという人が多いように思う。この年だから当然 気になるのだろう。
母の箪笥から こんな物が出てきた。
もう書道は止めたから。
亡くなった主人の荷物の中に半紙があったので。
皆さん夫々ではあるが 使って欲しいと持って来て下さる。
正直なところ 有難い物ばかりではないが 一応いただいて使えないものは処分させてもらう。写真の料紙は仮名を一緒に習っていた友達が 亡き師匠の手作り料紙を大切に持っていたようだ。同じように買っても私は その時々で使い切ってしまう。加工紙は長い年月が経過すると弾いて書けなくなっているかもしれない。
私も整理しなければ。
使ってもらえる物は 出来るだけ役に立てて貰える人に・・と思う。高価な本は廃品回収では勿体ない。
皆さん 同じような思いなのだろう。
今日は雨が降るだろうとは思っていたが 出かける時は曇り空、
駅に着いた途端 降りだし一駅だけなので4分後には奈良駅に到着した。獣医さんへの道は結構な降りだったが 用事(リクの検尿、餌の購入などでリクは連れて行かないが)を済ませて もう一軒寄り道している内に雨は上がった。
そこで もう一軒寄り道をしバスでJR奈良駅へ。
河内堅上の近くで架線の火災が発生して不通だという。
たった4分で帰る筈が・・・ また、バスで引き返し近鉄で廻れと。
タクシーで帰宅、主人に連絡して迎えに来てもらう、という手もある。イオンモールまでバスで・・という方法も
だけど 駅には自転車を置いている。
近鉄廻り以外は自腹だ。160円で帰れるのはJRの振替である近鉄廻りだけ。
欲と二人連れ。
一番遠回りだけど JRの言う通りにした。
何度も乗り換え 待ち時間もあり 何度も言うようだが4分で帰れる道を小一時間掛けて。
荷物が重い。
あぁ 疲れた。