日本の陸地で観測できるのは46年ぶりという 今世紀最長の皆既日食が22日午前、インド、中国、日本のトカラ列島などで観測される。
当地 奈良ではまだ梅雨が明けず 曇り時々雨、6時から12時の降水確率は20%という。
う~~ん無理かな?
朝顔が心配顔で見上げている空は曇っている。
今年も こんな百合が咲き出した。
「知ってびっくり 漢字辞典」によるとユリの語源は揺り。茎が高くて風に揺れるところから命名という。
(ほんまかいな?)
漢名の百合(ひゃくごう)は鱗茎(球根)の特徴をとらえたもので百片が合成している意とされる。最近の説では合は盒(こう=ふた)または蛤に通じ 根をそれらに見立てたものという。
「盒」
古い文字はなく 声符は合で、もと蓋物を意味した。その器を盒という。蓋につまみのあるものを盍(こう)という。
「盒」の付く 香盒(お香を盛る盆)盒子(菓子・果物を入れるはこ)盒児(重箱)などあるが 百合根はこんな風に見立てることが出来るかも知れない。
百合根は冬 茶碗蒸しなど料理にも使うが薬用にも使うらしい。
また、百合といえば奈良には卒川神社があり 6月17日に三枝祭(さいぐさまつり)が行われる。別名「ゆりまつり」と呼ばれるこのお祭りは文武天皇大宝年間(701~703)から伝わる古式の神事で、三輪山より自生する笹百合(三枝の花)が奉納される。
朝6時過ぎ 太陽が顔を出したので部分的にでも見られるかと思っていたら・・・
すぐ雲の中に隠れてしまった。今日はお稽古日でもあり諦めてはいたが 来る人が夫々に「きっと何かやってると思った!」なんて私の野次馬根性ぶりを見抜かれているらしい。
「途中ちょっとだけサングラス越しに見た!」という人もいる。
落ち着かない気持ちを抑えてお稽古をしていたが 外の雲は空全体を覆っているようだ。
昔、皆既日食ではなく部分だと思うが バケツに水を張って太陽を映して見たような記憶がある。今回日食を見る方法として これは全く出てこない。私の記憶違いだろうか?
今回出来れば 欠けた太陽の木漏れ日を見たいと思っていたが 叶わぬ夢だった。
しかし、夜NHKテレビでゆっくり見ることが出来た。
TVを撮影しても著作権が発生するのだろうけれど 取り敢えず写してみた。
これを自分の目で見られた人もある。船や飛行機から見た人もある。皆さんの感動が私の心にも響いてきた。
大自然の不思議!大自然の偉大さ!感動の瞬間だろう。日食を見ると人生が変わるという。
もう私にはそんなことはないだろうけれど 次回は2035年9月2日
100歳の人も今日の日食を見られたと言う。その歳よりは若いけれど・・・
この番組の中に 上海の人で日食を洗面器に張ったお水に墨汁を入れて映して見ると言ってた人があった。上海は雨だったようだが 私の記憶も間違いではなかったようだ。
素晴らしい番組だった。