早いもので 先日の作品展から 1週間が過ぎようとしている。
この展覧会は 数年前からメインになる作品の他に 小作品も展示している。
その切っ掛けになったのは 平成12年に皆で作った扇子作品を展示したことから始まったように思う。
この時は 2点出品したようだが 1点は星野富弘さんの「花は自分の美しさを知らないから美しいのだろうか・・・」の詩を書いた。
3回ほど空けて 平成16年 大きな額に同じ文字を 同じ大きさに書いた作品を入れて展示した。
歩の書体を変え 夫々の個性で書くと 幾通りにも書くことが出来る。
翌年は・・・ 「笑」
この年はメイン作品のテーマも「笑」で 私は李白の山中問答を書いた。大好きな この詩は刻字や書の作品に色んな形で書いたものである。
小作品は トンパ文字で。《
〇印の作品》
その翌年 平成18年は 各自誕生月を好きな呼び方で。
私は8月生まれである。
「August」と縦に書いてみた。
丁度1週間後には 誕生日を迎える。
今も まだ目出度いとも思えないが こんな日を何度繰り返したのだろう。今までに過ごした回数より 残りは遥かに少ない事だけは確かである。
一日一日 大切に過ごしたい。
8月は
葉月、秋風月、雁来月、観月、建酉月、木染月、壮月、竹春、仲秋、月見月、燕去月、紅染月などともいう。
フランス語は「Août」 ドイツ語は「Der August」 イタリア語「Agosto」 スペイン語は「Agosto」 ポルトガル語は「Agosto」=
エキサイトの翻訳で。
平成19年から メインテーマは時代を分けて その時代に関係あることやその時代の人の言葉などとしたが その最初は「古代から奈良時代」で 小作品のテーマがあったのか忘れたが。
立体的に見えるように 画材店で マットを小さくカットして貰い 「山」の字の下に マットを2枚ほど重ねてみた。
遠近が 感じられ遠くから谺(コダマ)が聞こえてくる感じが出ればと思ったが・・・
如何なものだろうか?
翌年(20年) 前年の額マットを横に使い
その頃 桃白歩実さんの「関西弁で愉しむ漢詩」に興味を持ち ぐっと漢詩が近いものに感じ何作か書いたが
「ぞうさん」の歌を自分で大阪弁にして書いてみた。
時として 大好きなことであっても 思い浮かばない時もある。
確か この年アイディアが浮かばず ギリギリに書いたように思う。
写真と こんな形でコラボレーションしてみた。
平成21年 テーマは「夏」
そして 22年は「秋」
良寛さんの秋の句を。
今年は 記憶に新しい
病気だったとは申せ 先月、プリンちゃんが・・・ そして今朝 お電話いただき一昨日マロンちゃんが 遠くへ旅立ちました。
プリンちゃんは 数年前 乳癌を克服したのに残念です。
マロンちゃんは 車椅子になってからリクとお知り合いになった子で 2年ほど前も調子は悪かったのですが 手厚い看護で元気になっていたのです。
人間より 遥かに短い時間だけど いっぱい大切なものを残して行った2匹だった。
いつか別れの時は来る・・・
判ってはいるが。