タイトルの後に この写真を見せられると・・・
何処に虫が居るのだろう なんてお思いでしょう。
家のノウゼンカズラに雨露が。=虫とは関係ない画像です=
このところ よく降り続いた雨、今日も降るのかと傘を持って出かけたら 薄日まで射して
蒸し暑い!
夕べのテレビで 「虫」の漢字の話があった。
「竜(龍)」に関しても虫偏を用いる漢字が多いというような話だったと思う。
何度かここでも記載したかと思うが「虹・コウ、にじ」は 天に舞う竜の化身だと考えられていたと。
他にも
「蛟・コウ、みずち」も「蜃・シン」も水中に住まうとされる竜で 「蜃気楼」は「蜃」の吐く息が昇華してできる現象だと考えられていた。
また、偶然だろうけれど
今朝の新聞・天声人語にも「虫」の字のことが載っている。
「蜘蛛」「蛞蝓」「蚯蚓」
そりゃぁ 虫だから虫偏が付くのは当たり前かもしれない。
が、「くも」は兎も角「なめくじ」「みみず」なんて難しい字だ。蛞蝓の「蛞」は字通によると「おたまじゃくし」だという。又、蚯蚓の「蚓」は山蚓といい 蛇のことらしい。
虫の付く言葉も多い。
虫のいい
体内で「蟲」が快適に居ることで 転じて自分にとっての好環境を他人に対して押し付けることで、自分勝手なこと。
虫の知らせ
体内にいる「蟲」が、通常では知り得ないようなことや、遠方で起こる事を予言してくれたように感じること、予感。
虫の居所が悪い
体内にいる「蟲」の居場所が落ち着かないと、その人の機嫌も悪くなると信じられていたことから 機嫌が悪いこと。
虫が好かない
体内で善悪好嫌を判断している「蟲」が嫌っていることから、本人も嫌悪感を抱くことで 気に入らないこと。
獅子身中の虫
本来運命共同体であるはずの体内の「蟲」が反旗を翻して体全体に悪影響を及ぼすこと。身内でありながら害をなす分子のこと。
腹の虫治まらない
体内にいる「蟲」の不満が激しくて制御しきれず、その人も不満となること。
弱虫
泣き虫
点取り虫
虫の息
悪い虫が付く
虫酸が走る
虫も殺さぬ
飛んで火にいる夏の虫
蓼食う虫も好きずき
一寸の虫にも五分の魂
結構、色々あるものだ。
今日は 帰りの電車で 「線路内に不審な物が見つかり 車掌が確認しています」ということで 駅で15分も停車していた。
大抵、電車で出かける時は 本を持って乗るが 今日は行きの電車で書き物があったので 帰りのことまで考えなかった。
停車中、特に何をするでもなく その駅のホームを見ていると この自販機にカードをかざす所があるのに気が付いた。
よ~く見ると「ICOCAで買おか!」と書かれているではないか。
あの 電車に乗るカードで買い物まで出来る。
最近、チャージをしておくと大抵カード1枚で 事足りる。
便利になったというべきか ついつい現金を出さないと 金銭感覚が麻痺するような気がする。