庭のあちこちに広がったスミレの花も咲き 春の到来を想わせる。
昨日15日は忘れられない日である。
毎年、同じ事を書いているのではないかと振り返ってみた。過去5回。2005年の3月はまだblogを始めていなかったので HPに掲載しているが
「リクが椎間板ヘルニアになった日」である。
朝、突然であったが すぐ獣医へ駆けつけた。早いのも考え物なのかも知れないが その時は症状も大したことがなかったのか「ぎっくり腰でしょう」というお見立てだったので 安心して京都での打ち合わせに出かけた。
この日は 愛知万博(2005年日本国際博覧会・The 2005 World Exposition, Aichi, Japan)が 間もなく開催されるのに 瀬戸会場の市民パビリオンで「字と字で通じ合うアジア漢字圏交流」などの催しに 文字文化研究所も参加するということでの打ち合わせであった。
そんな時
ドンドン症状が悪化していたリク。
別の獣医師に辿り着いた時は 手術も出来なくなっていた。
検査で眠っていたリクを「このまま眠らせますか?」とまで言われた時は 主人と二人必死で首を横に振っていた。
「出来るだけのことをしてやりたい!」
そして
5年
リクは よーく頑張った。
当初は シッポを振ることさえ出来なかった。
排尿も・・・
当然 歩く事も
5年
無駄には月日は重ねなかった
その間 ここにも何度も登場して ご存知の通りであるが・・・
色んな病気もした。
手術もした。
そんな事を乗り越え
長くは無理でも歩けるようになった。
排尿も自力で可なりなところまで出来るようになってきた。
汚いボール(その後買い換えても これがお気に入り)で戯れたり・・・
猫のヤンとも競い合ったり
リクからもらった事は多い。
史上初の幕内在位100場所に到達した大関・魁皇。
(写真は毎日新聞より)
88年春の初土俵から23年目の春。連勝発進で初土俵からの春場所2日目で通算勝星も985勝とし史上2人目の1000勝へあと15勝まで来た。
と、こんな事を書くと 負けるのでは・・・
子供や犬も元気です、といった途端 病気をする事が多い。
こんな考え方をすることを 取り越し苦労というのだろう。
しかし、ここ数年魁皇関の取り組みは見ないようにしている。私が見ると負ける。何なんだろう?
実は魁皇関が大好きである。気の弱そうな優しさが良い!人を跳ね除けてまで出世する 勝負の世界だから必要なのだろうけれど あれだけの力がありながら歯がゆくも感じるけれど あの性格が好きなんだと思う。
気は優しくって力持ち!
これだけの勝ち星と実績があっても 横綱にはなれないのかなぁ?2場所連続優勝、またはそれに準ずる成績を挙げた力士でなくても 立派な人もあるというのはダメなんだろうな?