今、書道が脚光を浴びているそうだ。

=そうだ=ってそれを仕事にしている者が何を?
といわれそうだが 長年競書雑誌にも係わっているが出品者が年々減っていることも確かである。
それが、何故か元気な高校生が・・・
愛媛県四国中央市で「全国高校書道パフォーマンス選手権大会(通称:書道パフォーマンス甲子園)」が行われ第一回大会には3校が、翌年の第二回大会には5校が出場したり、「国際高校生選抜書展(通称:書の甲子園)」は18回と回を重ねて、2月2日~2月7日 大阪市立美術館で展示される。
漫画「とめ はねっ!」がテレビドラマとなり「書道ガールズ」が映画化されたりと 兎に角、元気なのだ。
漫画の週刊誌があることは知っていたし、時々電車の中で読み耽っている若者も見かけるが、自分では買った事も見たこともなかった。
今回、テレビを見て原作はいったいどんなものなのかと購入してみた。
週刊誌の最新版には 主人公のおばあちゃんが部活の先生として迎えられ 仮名書を教えるという物語である。
「高野切第一種」を臨書するということで顧問の先生が この古典の説明をするが判り易く描かれている。
こんな風に描かれると 興味を持ってもらえるだろう。
テレビのドラマも 丁度お稽古の時間であるから録画して見ているが これは物語だと思うこともあるが要所要所に優れた表現があり 指導する立場からも参考になる
部分がある。
先日、
「縷」制作の用事で訪れた会場に展示されていた絵と書の作品


知的障害のある方だと説明されていたが 力強い素晴らしいものであった。
漢字が好きで 鬼が大好きと言う。
← この作品には「節分」と書いたが間違ったので上から鬼を描いたという趣旨のことが書かれていた。
この素晴らしいタッチ。
真似て書ける線ではない。
派手なパフォーマンスも良いが 小さな会場に飾られたこの若者の書もまた良い。
ネットの動画でパフォーマンス書道を見た。
リズムに乗って自由に自分を表現するのは良いし 数名が一緒に一つの作品に仕上げる一体感は何より楽しいものだろう。
書にはリズムが必要だ。
静かに墨の香を楽しみ 自分の気持ちを作品に込める 若い人は若いように、老成した人には そのように自分に合った作品が出来ることが望ましいように思う。